プレーナー
- なつお
2021/01/21 (Thu) 09:21:38
平削り盤ですが、おおざっぱに言うと大きな定盤等を平らに加工するのに向いています。
これはこの機械に動力(モーター)が付いていますが、テーブルを動かすまでは幅の広い平ベルトで駆動されます。負荷が大きくかかってもベルトが滑りにくいようにグリースみたいな固形物を塗ります。
またこのベルトがよく切れる。つなぎ専用の器具がいくつも取り付けられている。
さて実際の作業ですが、使うバイトはハイスのロー付け腰折れバイトでシャンクの大きさは30ミリのものです。
バイトは手で持つと重いので肩に乗せて移動したりしました。
粗加工は剣バイトで仕上げはヘールバイトで仕上げします。
ヘールの幅は30ミリくらいあり、直線に近い大きなRにグラインダーで研ぎます。
粗用の剣バイトはグラインダーで研いだあと、チッピングを起こしにくいように同じグラインダーでサーと0.5C程の面取りをします。
ヘールバイトはハンドラッパで逃げ面と鋭利な刃先を軽撫でます。
素材がFC材の粗加工は切込み5~10ミリ送りは3~4ミリ(記憶)
で削りますが、テーブルはゴーゴー、シュルル言いながらテーブルが左右に動き始める。
バイトの刃先が材料に当たるとグイとバイトが後ろに反りその瞬間ゴーゴー音が一度収まりかけまたうなり始める。
そこから流出される切粉は鬼みたいな厚みのある大きくカールされたものが流出され材料に先端が当たると折れ定盤になる前の黒い肌に乗る。
送りが進むにつれてその上面にわんさか載る。
ちなみに送りは自動送りが故障したのか送りハンドルを1/4回転程手動で回していました。
定盤の大きさ(幅1メートル長さ2メートル位)の幅を削り終わるまでハンドルを何回も回すのでした。
ヘールバイトの仕上げ工程は、粗削りの表面をサラッとすくい取る程度に切り込んで、送りは送りハンドル1(いち)往復でハンドル1回転で作業します。
汎用旋盤 - なつお
2021/01/20 (Wed) 09:13:19
思い出したので昔扱っていた汎用機の機械加工について書きたいと思います。
まず旋盤ですが、当時動力集中方式のベルト駆動式の旋盤からモータが
旋盤にとりついた属にいう動力直結旋盤に移行中の時代でした。
ベルト式は加工負荷が大きくなると段車から外れたりして苦労しましたが、直結旋盤は軽々重切削ができましたね。
あーなんか懐かしい~(^^♪。
バイトは超硬バイトでしたが、スローアウェイチップでなくロウ付けです。
ちなみに超硬チップは自分でロウ付けもしました。
その後刃先の前逃げ面すくい面等を自分で両頭グラインダーで研いで使います。
当時の超硬(粒子が大きい?)は質がいまいちだったようで、すくい面摩耗が早くちょこちょこ研いで使っていました。
自動運転が当たりまえの今では切粉を細かく折らないといけませんが、
汎用旋盤ではくるくる連続流出で長さが数メートルも普通に流出させていました。
折る目的のブレーカは付けれなかったので仕方ない事ですが、カールの大きさを小さくさせようとするとすくい面に無理がかかるのでスムーズにカールし連続するようにさせていましたね。
この切粉をペール缶に入れるときは手で折っていました。
最近はNC付きが普通なので切粉を長く流出させることは無いと思います。
そういえば横型の正面旋盤も使ったことある。大きい面板に四つ爪がついていた。この大きな四つ爪チャック使い方にコツがある。仕事が終わって
帰る時は大きな力が加わっているので少し緩めて帰り、翌朝作業開始前に締め付けした後に仕事を始める。
先輩の失敗談では、翌朝締め付けするのを忘れて作業開始したら材料が吹っ飛んだと言っていた。
彼氏が出来た! - なつお
2021/01/19 (Tue) 17:49:13
と会話の中で上の孫が言った。
!それじゃ心配だからジィジィがくっついて行く。
と言ったら、そんなことしたらぶっ飛ばすよと言われた('_')。
彼氏の意味が分かっていないとおもうけどちょっと寂しい感じがした。